相手方が任意保険に加入しておらず交渉に応じない中、弁護士介入により解決できた事例

過失割合０対１０の交通事故で、ご依頼者様にお怪我はなかったものの、車両が損壊して物損が生じました。物損について修理費用の見積もりが３０万円でした。
相手方が任意保険に加入しておらず、自賠責のみしか使えないため、物損は相手方本人負担となりました。

ご依頼者様が相手方に連絡を取ろうとしても、なかなか応じてもらえず、物損の損害賠償をしてもらえない状況でした。ここで、物損の損害賠償交渉について、ご依頼者様よりご依頼をお受けしました。

ご依頼をお受けした後は、すぐに内容証明郵便で受任通知を相手方に送付、連絡を試みました。すると、相手方は、現在無職で賠償に応じる余裕がないということが判明しました。また、交渉自体にも消極的で連絡が取りづらい状況にありました。

そこで、相手方の親族らとも連絡を取り、損害賠償金を相手方とともに支払ってもらえないか交渉をして、短期間の分割支払により損害を賠償していくことで合意しました。
本人では属性も分からない相手方との交渉は難しく、弁護士が介入することによって、交渉がまとまった事案といえます。