併合14級の訴訟案件で、勝訴的和解により約310万円を獲得した事例

ご依頼者様は、原動機付自転車に乗車して、信号機の設置されていない交差点に進入したところ、交差道路から同じく交差点に進入してきた車両が一時停止することなく進入したため、ご依頼者様の乗車する原動機付自転車と衝突し、ご依頼者様は転倒しました。
この事故により、ご依頼者様は、頚椎捻挫、腰椎捻挫等いわゆるむち打ち症を負い、通院を開始して、事故後１０か月通院したものの、頚部痛や腰部痛が残存しました。

ご依頼者様としては、通院途中の段階で、専門家の介入の必要性を感じて弊所にご相談されました。

まず、担当弁護士は、通院終了後に後遺障害等級申請を被害者請求にて行い、後遺障害等級１４級９号が認定され、自賠責保険金も獲得することができました。

その後、相手方保険会社と交渉したものの、慰謝料等については十分な回答をしてこなかったために、ご依頼者様と相談して、訴訟移行することとしました。
訴訟においては、過失割合も問題となり、ドライブレコーダーの映像から合理的な主張をしていくことで、過失割合も多少ではありますが、ご依頼者様に有利に変更となりました。
また、損害額についても、交渉段階の額よりも大幅に増額して、自賠責保険金を含めて約３１０万円の賠償金となり、勝訴的な和解を勝ち取ることができました。

交通事故の賠償交渉について、多くは訴訟移行せずに、示談で解決します。
しかし、相手方保険会社は、賠償金を少しでも抑えようと主張してくることもあり、そのような場合には、安易に妥協して示談せずに、場合によっては訴訟へ移行して戦うべき事案もあります。
適切な賠償金を受け取るべく、交通事故案件に精通した弁護士法人ALGの神戸法律事務所の弁護士にぜひご相談下さい。