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交通事故によるむちうちの通院が4ヶ月だと慰謝料はいくらになる?

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交通事故の被害者は、加害者に対して慰謝料を請求することができます。慰謝料は、精神的な苦痛に対して支払われるもので、損害賠償金(示談金)の費目のひとつです。 交通事故でむちうちの被害に遭うと、入通院慰謝料と後遺障害慰謝料を請求できる可能性があります。入通院慰謝料は、怪我の治療で入通院をした場合に、後遺障害慰謝料は、後遺障害が残ってしまった場合に請求が認められます。 このページでは、むちうちのために4ヶ月通院したときの入通院慰謝料と後遺障害慰謝料についてみていきます。

慰謝料の計算には3つの基準がある

慰謝料を計算する際には、3つある算定基準のうちのどれかを適用することとなっており、賠償金額の相場が低い順に、①自賠責基準、②任意保険基準、③弁護士基準となります。それぞれの基準について以下で解説します。

自賠責基準 自賠責とは、「自動車損害賠償責任保険」の略称で、全ての車・バイクの所有者に加入が義務づけられており、被害者の人身損害を最低限補償することを目的としています。自賠責基準は、自賠責保険に保険金を請求する際に用いられる基準であり、自賠責基準で算出した慰謝料は、3つの基準の中で最も低額になります。

任意保険基準 平成9年までは統一された基準があり、任意保険会社が異なっても同一の基準で支払われていました。しかし、現在は統一基準が撤廃され、保険会社ごとに様々な内部基準を持っており、その内容は非公開となっています。 任意保険基準で算出した慰謝料は、自賠責基準と弁護士基準の中間程度の金額になると考えられています。

弁護士基準 弁護士が、示談交渉や裁判をする際に使用している基準です。交通事故の過去の裁判例をもとに設定された基準であり、裁判基準ともいいます。弁護士基準で算出した慰謝料は、3つの基準の中で最も高額になります。

むちうちの慰謝料計算には例外がある

むちうち等で他覚所見がない場合、弁護士基準での入通院慰謝料の算出方法は例外が適用されます。 弁護士基準で入通院慰謝料を算出する際には、入通院期間を基礎として、「民事交通事故訴訟 損害賠償額算定基準(通称:赤い本)」に掲載されている算定表を参照します。基本的に通院日数は考慮されません。 算定表には2種類あり、通常の怪我の場合と他覚所見がないむちうち等の軽い怪我の場合で使い分けます。軽い怪我の場合に使用する算定表は、通常の怪我の場合に使用する表よりも入通院慰謝料が7割程度低額になるように設定されています。

通院期間と通院日数の違い

通院期間と通院日数は、似たような言葉ではありますが、その意味は少し異なります。 通院期間とは、通院を開始した日から完治または症状固定等のために通院を終了した日までの期間をいいます。 一方、通院日数とは、通院期間のうち実際に通院した日数をいいます。

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実際の通院日数が月10日未満の場合は減額される可能性がある

交通事故でむちうちの被害に遭ったら、大体2日に1回の頻度で通院するべきだといわれています。なぜなら、通院日数が月10日未満の場合、入通院慰謝料が減額される可能性があるからです。 弁護士基準で入通院慰謝料を算出する際、通常は入通院期間を基礎とします。つまり、通院期間が4ヶ月だとすると、算出の基礎となる日数は約120日となります。 しかし、むちうちで月10日未満しか通院していない場合、算出の基礎となる日数は、通院日数の3倍とされてしまうことがあります。もし4ヶ月の間に月8日ずつしか通院しなかったとすると、算出の基礎となる日数は、8日×4×3=96日に減ってしまいます。 通院頻度が低いと軽症だとみなされ、入通院慰謝料を重症の場合と同じ金額にするのは適当ではないと判断されてしまいます。痛み等の症状があるのであれば、しっかりと通院するようにしましょう。

慰謝料をしっかりもらうには、完治・症状固定するまで通院をすること

適正な額の入通院慰謝料をもらうには、完治もしくは症状固定(症状は多少残っているが、それ以上治療を続けても大幅な改善が見込めない状態)と医師に診断されるまで通院することが大切です。 たとえ通院途中で保険会社による治療費の支払いが打ち切られたとしても、痛み等の症状が続いていて治療の効果を感じているようであれば、通院を続けましょう。弁護士基準で入通院慰謝料を算出する際には、通院の期間や頻度が重要になるので、途中で通院をやめてしまうと通院期間が短くなり、もらえる入通院慰謝料が減ってしまいます。なお、打ち切られた以降の治療費についても、示談交渉の際に、治療継続の必要性や妥当性を立証すれば請求できる可能性があります。

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症状固定したら後遺障害等級認定の申請をする

事故による怪我が完治せず、症状固定と診断された場合、残ってしまった後遺症については後遺障害等級認定の申請をしましょう。後遺障害等級は1級から14級まであり、1級が最も重症になります。後遺障害等級の認定を受けると、その等級ごとに決められた金額の後遺障害慰謝料を請求することができます。さらに、同じ等級であっても3つの算定基準のどれを適用するかによって、金額が変わります。 後遺障害等級認定の審査においても、通院の期間や頻度は重要な判断材料とされるため、やはりしっかりと通院することが重要です。

むちうちの後遺障害等級と慰謝料

むちうちの後遺症は、痛みやしびれといった神経症状が主になります。むちうちで取得できる可能性がある後遺障害等級は、12級もしくは14級です。痛みやしびれ等の自覚症状だけでなく、画像検査や神経学的検査で他覚所見があると認められれば、12級を取得することができます。 それぞれの等級において、自賠責基準と弁護士基準を適用した際に請求できる後遺障害慰謝料は、下表のとおりです。

等級 12級13号 14級9号
自賠責基準 93万円 32万円
弁護士基準 290万円 110万円

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通院日数が月10日以上の場合の慰謝料の計算例

それではここで、むちうちで月10日以上通院した場合の慰謝料を実際に計算してみましょう。下記の例では、入通院慰謝料と後遺障害慰謝料はそれぞれいくらになるのでしょうか?自賠責基準と弁護士基準を適用して、算出結果を比較してみましょう。

【例】通院期間4ヶ月(120日)、通院日数40日、後遺障害等級14級9号

自賠責基準

<入通院慰謝料> 自賠責基準の場合、入通院慰謝料の計算式は「4200円×対象日数」となります。対象日数は、次の①と②のうち少ない方を採用します。
①入院日数+通院期間
②(入院日数+通院日数)×2
今回は入院をしていないので、①120日、②40日×2=80日となります。より少ない②80日を対象日数として採用するため、入通院慰謝料は4200円×80日=33万6000円となります。

<後遺障害慰謝料> 自賠責基準の場合、後遺障害等級14級9号の後遺障害慰謝料は、32万円となります。

弁護士基準

<入通院慰謝料> 今回は、後遺障害等級14級9号の他覚所見がないむちうちなので、先ほど説明したとおり、軽い怪我の場合に使用する下記の算定表を参照して入通院慰謝料を算出します。

別表Ⅱ

別表Ⅱ
入院 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 13月 14月 15月
通院 A’B’ 35 66 92 116 135 152 165 176 186 195 204 211 218 223 228
1月 19 52 83 106 128 145 160 171 182 190 199 206 212 219 224 229
2月 36 69 97 118 138 153 166 177 186 194 201 207 213 220 225 230
3月 53 83 109 128 146 159 172 181 190 196 202 208 214 221 226 231
4月 67 95 119 136 152 165 176 185 192 197 203 209 215 222 227 232
5月 79 105 127 142 158 169 180 187 193 198 204 210 216 223 228 233
6月 89 113 133 148 162 173 182 188 194 199 205 211 217 224 229
7月 97 119 139 152 166 175 183 189 195 200 206 212 218 225
8月 103 125 143 156 168 176 184 190 196 201 207 213 219
9月 109 129 147 158 169 177 185 191 197 202 208 214
10月 113 133 149 159 170 178 186 192 198 203 209
11月 117 135 150 160 171 179 187 193 199 204
12月 119 136 151 161 172 180 188 194 200
13月 120 137 152 162 173 181 189 195
14月 121 138 153 163 174 182 190
15月 122 139 154 164 175 183

入院期間0ヶ月、通院期間4ヶ月に該当する列と行が交差するところの数字をみると67万円となっているため、これがそのまま入通院慰謝料となります。 自賠責基準の場合と比べると、弁護士基準で算出した入通院慰謝料の方が、ずっと高額になっていることがわかります。

<後遺障害慰謝料> 弁護士基準の場合、後遺障害等級14級9号の後遺障害慰謝料の相場は、110万円となります。後遺障害慰謝料でもやはり、自賠責基準で算出するより弁護士基準で算出した方が高額になっています。

通院日数が月10日未満の場合の慰謝料の計算例

続いて、むちうちで月10日未満しか通院しなかった場合の慰謝料を計算してみましょう。今回の例では、月7~8日ずつ通院したものとして通院日数を設定しています。通院期間と後遺障害等級については、先ほどの例と同様です。

【例】通院期間4ヶ月(120日)、通院日数30日、後遺障害等級14級9号

自賠責基準

<入通院慰謝料> 先ほどご説明した計算方法と同様に計算します。対象日数は、①120日、②30日×2=60日となるため、より少ない②60日を採用します。よって、入通院慰謝料は4200円×60日=25万2000円となります。 通院日数40日の場合と比べると、通院期間は同じ4ヶ月だとしても、通院日数が減っている分だけ入通院慰謝料も減額していることがわかります。

<後遺障害慰謝料> 後遺障害慰謝料は、通院日数の影響を受けることはありません。そのため、自賠責基準での後遺障害等級14級9号の後遺障害慰謝料は、先ほどと同じく32万円となります。

弁護士基準

<入通院慰謝料> 今回は通院日数が月10日未満なので、算出の基礎となる日数が通院期間ではなく、通院日数の3倍とされているパターンについて考えてみます。 通院日数が30日なので、算出の基礎となる日数は30日×3=90日となります。90日を月に換算すると大体3ヶ月なので、先ほどの算定表で入院期間0ヶ月、通院期間3ヶ月に該当する列と行が交差するところの数字をみると、53万円となっています。よって、入通院慰謝料は53万円となります。 この算出方法だと、自賠責基準と同じく、通院日数40日の場合と比べて入通院慰謝料が減額していることがわかります。

<後遺障害慰謝料> 弁護士基準の場合、後遺障害等級14級9号の後遺障害慰謝料の相場は、やはり先ほどと同じく110万円となります。

交通事故でむちうちになってしまったら、弁護士に相談がおすすめ

交通事故でむちうちの被害に遭ったら、なるべく早い段階で弁護士に相談することをお勧めします。 他覚所見がないむちうちの場合、入通院慰謝料を算出する際に、通常の怪我よりも減額された基準が用いられますが、通院頻度が低いとさらに請求できる金額が減ってしまいます。しかし、事故直後に弁護士に相談をしておけば、通院に関するアドバイスを受けることができます。 また、後遺障害等級認定の申請の際には、適切な内容の後遺障害診断書の他に、むちうちによる自覚症状を論理的に説明したり、他覚所見を証明したりするような資料が必要になりますが、弁護士はそういった書類をそろえるためのサポートも行っています。 弊所では、むちうちに関する交通事故案件を多く取り扱っており、高額な慰謝料を請求するノウハウも心得ていますので、お気軽にお問い合わせください。

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