同乗中の事故で併合4級が認定され、約9100万円で示談成立した事例
弁護士法人ALGに依頼した結果 | |
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賠償金額 | 約9100万円 (自賠責保険金を含む。) |
後遺障害等級 | 併合4級 |
事案の概要
ご依頼者様は20代の女性で、知人が運転する車に同乗していた際に、対向車線を走行する相手方車両がセンターラインをオーバーし、正面衝突する事故に遭われ、脊髄損傷の傷害を負いました。
事故後約1年が経過する頃、医師から「後遺症として残る」との説明があったことから、ご依頼者のお父様が、今後の手続きについて当法人に任せたいと相談に見えました。
東京法律事務所・交通事故案件担当弁護士の活動および解決結果
当法人の受任後は、連絡窓口であるお父様と打ち合わせを重ねながら、後遺障害申請の準備を進めていきました。 ご依頼者様には脊髄損傷による排尿障害、排便障害も残存していたため、整形外科、泌尿器科及び消化器外科の各科の医師に後遺障害診断書の作成をしてもらいました。ご依頼者様が後遺障害診断書を取り付けた後は、当法人にて直接病院とやり取りを行い、後遺障害診断書の修正、追記等の依頼したうえで後遺障害申請を行いました。
後遺障害申請の結果、併合4級が認定されたため、その後は相手方保険会社との示談交渉に移行しました。
示談交渉の際は、裁判基準による傷害慰謝料や後遺障害慰謝料のほか、ご依頼者様が若年であったことから女性全年齢平均賃金センサスを基礎収入として逸失利益を請求しました。また、ご依頼者様、お父様との打ち合わせにより、将来治療費や将来雑費(月4万円・66年間)についても請求しました。
相手方保険会社は、当初は傷害慰謝料、後遺障害慰謝料、逸失利益等については概ね請求額どおり認定しましたが、将来治療費と将来雑費は全額否認されました。
そこで、当法人から病院の各科の医師に医療照会を行ったところ、各医師より、症状固定後も継続して通院する必要がある旨の回答が得られたため、相手方に医療照会書面を提出して何度も交渉を重ねた結果、将来治療費、将来雑費についてそれぞれ請求額の50%が認定され、最終金額約9100万円(自賠責保険金を含む。)で示談となりました。
後遺障害申請のサポートや粘り強い交渉の結果、適切な等級認定や賠償金を獲得でき、ご依頼者様より感謝の言葉を頂戴できた事案でした。
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