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弁護士による資料収集と粘り強い説得の結果、代車費用と評価損が認められ約76万円の増額に至った事例

争点:
自動車の評価損
対応事務所:
大阪法律事務所
弁護士法人ALGに依頼した結果
賠償金額 約114万円 約190万円 約76万円の増額

事案の概要

本件は、依頼者車両が直進していたところ、対向車線からやってきた相手方車両が相手方の居眠り運転により依頼者車両の右側面に衝突した後、後続車とも正面衝突をしたという事故態様でした。
依頼者は負傷したうえ、車両(事故日から約1年前に新車で購入)の修理費用は100万円を超える内容でした。
依頼者は、自車が比較的新しい車両だったので、修理費用だけではなく評価損も認められるのではないかと思ったとのことから、弊所がご相談を受け、ご依頼を頂戴しました。

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大阪法律事務所・交通事故案件担当弁護士の活動および解決結果

人身については治療中であったため、物損についてまず交渉を開始することになりました。
相手方は当初、物損は修理費用しか支払わないと主張してきました。 しかし、交渉の結果、修理費用に加えて、代車費用や評価損も損害に含めて示談をする方向性になりました。
特に問題となったのは評価損でした。
具体的には、①依頼者車両に修理歴がつくほどの損傷がないため、評価損が認められるのか、②依頼者車両には所有権留保がついていたため、依頼者にとっての損害は発生していないのではないか、という点が問題となりました。
①につきましては、依頼者車両の初年度登録からの経過期間、走行距離及び車種等といった重要な要素について資料を収集し、相手方に開示しました。
②につきましては、所有権留保がついている場合でも使用者に評価損を認めた裁判例をできるだけ収集し、これも資料として相手方に開示しました。
このような資料開示と担当弁護士による粘り強い説得の結果、代車費用と評価損で6割強の増額となり、訴訟では容易には認められない内容の示談が成立しました。

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