メール相談受付

お電話でのご相談受付全国対応

今すぐ電話相談

0120-790-073

24時間受付・年中無休・通話無料

相談受付全国対応

24時間受付・年中無休・通話無料

0120-790-073

破裂骨折してしまった時の後遺障害

弁護士法人ALG 執行役員 弁護士 谷川 聖治
監修 弁護士 谷川 聖治弁護士法人ALG&Associates執行役員
監修 弁護士 谷川 聖治弁護士法人ALG&Associates執行役員
愛知県弁護士会所属。私たちは、弁護士名、スタッフを擁し()、東京、を構え、全国のお客様のリーガルニーズに迅速に応対することを可能としております。

破裂骨折という傷病名を聞いたことはあるでしょうか。破裂骨折とは、交通事故等により生じることのある骨折のひとつで、特に重度の骨折を指します。 破裂骨折してしまうと、後遺症が残ることも多く、残る後遺症の内容も様々です。 本記事では、破裂骨折により残る可能性のある後遺症について、後遺障害等級認定のポイントとともに説明します。

破裂骨折とは

破裂骨折とは、背骨を構成する椎骨の主要部である椎体の前壁と、後壁の両方が骨折し、骨片が後方(脊柱管方向)に突出して脊髄等を圧迫するようになった状態をいいます。 交通事故の場面では、例えば、自転車やバイクを運転していたところ自動車等と接触して転倒し、臀部や胸部を地面に強打した場合や、自動車乗車中に追突され、シートベルト等で身体が強く抑えつけられることにより脱臼を伴う骨折をした場合等に、破裂骨折となることがあります。 破裂骨折は、骨折の中でも重度の骨折なので、受傷が疑われる場合にはすぐに検査を受け、適切な治療を受けましょう。

破裂骨折の検査と治療

破裂骨折の検査としては、X線検査やCT検査が行われます。破裂骨折をしている場合には、レントゲン写真上で、骨が潰れ脊椎が楔状に変形していることが確認できます。X線検査やCT検査でも異常が見当たらない場合には、MRI検査が行われ、輝度の変化で骨折の有無を確認します。MRI検査では、骨折が古いものなのか新しいものなのかを判断することができるため有用です。 破裂骨折の治療は、第1に保存治療が行われます。2週間程度ベッド上で安静にし、痛みが治まったところで2~4週間程度コルセットを装着し、骨折した椎体が骨癒合するのを待ちます。 多くの方は保存治療で症状が改善しますが、期間を置いても症状が改善しない場合には、脊椎インストゥルメンテーションといったような観血的療法(手術)が選択されます。 脊椎インストゥルメンテーションとは、金属のネジや棒を使って脊椎を固定したり矯正したりする手術です。また、骨片が40~50%以上脊柱管を占拠して麻痺等の神経症状が生じている場合には、同時に神経除圧術を行い、症状の改善に努めます。

破裂骨折の後遺障害等級と慰謝料

破裂骨折は、非常に重要な神経である中枢神経が通っている脊椎で起こり、脊髄等を圧迫します。そのため、脊髄にも損傷が及び、神経症状をはじめとする様々な後遺症が残る可能性があります。 また、破裂骨折は椎体が潰れてしまうため、そのまま放置すると、脊椎が曲がったまま固まってしまい、脊椎の変形という後遺症が残ることがあります。 こうした後遺症の存在と交通事故との因果関係を医学的に証明又は説明できれば、後遺障害として認定される可能性があります。

変形障害

破裂骨折では、脊椎が潰れてしまうため、緩やかなS字を描く脊椎のカーブが歪んでしまいます。そして、治療を受けても歪みが完全には治らないまま骨癒合してしまうと、脊椎の変形という後遺症が残ります。脊椎の歪みが一定以上の場合には、変形障害として、後遺障害が認められることになります。

請求できる後遺障害慰謝料

等級 自賠責基準 弁護士基準
6級5号 498万円 1180万円
8級相当 324万円 830万円
11級7号 135万円 420万円

運動障害

破裂骨折が起こると、骨折を起こした部位が強直したり、治療のために脊椎を固定することにより可動域が制限されたり、また、逆に異常な可動性が生じたりすることがあります。このような可動域の異常が一定以上の場合には、運動障害として、後遺障害が認められることになります。

請求できる後遺障害慰謝料

等級 自賠責基準 弁護士基準
6級5号 498万円 1180万円
8級2号 324万円 830万円

麻痺

破裂骨折では、骨片が脊髄を圧迫するとともに、脊髄を損傷することがあります。脊髄は、脳からの命令を各部に伝え、また、各部からの情報を脳に伝える重要な神経です。したがって、脊髄が圧迫あるいは損傷されると、脳からの命令が各部にうまく伝わらなくなるため、損傷個所に応じて麻痺が起こります。 麻痺の程度に応じて、後遺障害等級が認定されることになります。

交通事故による麻痺と後遺障害について

請求できる後遺障害慰謝料

等級 自賠責基準 弁護士基準
別表1 1級1号 1600万円 2800万円
別表1 2級1号 1163万円 2370万円
3級3号 829万円 1990万円
5級2号 599万円 1400万円
7級4号 409万円 1000万円
9級10号 245万円 690万円
12級13号 93万円 290万円

まずは交通事故専門の受付スタッフが
丁寧にお話しをお伺いいたします

弁護士にご相談ください

破裂骨折は、X線写真やCT画像、MRI画像等で骨折部位を確認しやすいため、破裂骨折の診断が出ている場合に、後遺障害等級が認定されること自体に問題が生じることはあまりないでしょう。 しかし、どの程度の障害と評価されるかについては、問題となり得ます。例えば、変形障害ならば6級・8級・11級、運動障害ならば6級・8級と、同じ系列の後遺障害でもいくつかの等級に分かれています。このうちのどの等級が最も適切なのか、被害者ご自身で判断されるのは難しいでしょう。 また、後遺障害等級認定を申請したところ、必要な書類が足りないために「非該当」とされたり、適切な等級が認定されたりすることがあり得ます。 適切な後遺障害等級認定を受けるためには、法的知識とともに医学的知識も必要になるため、特に、後遺障害等級申請の経験があり、医療に強い弁護士にご相談、ご依頼されることをお勧めします。 後遺障害等級により定まる後遺障害慰謝料は、損害賠償金の中でもかなりの比重を占めます。適正な賠償を受けるために、適切な後遺障害等級認定を得ることを目指しましょう。 適切な後遺障害の認定を受け、適正な賠償を受けるためにも、後遺障害等級認定申請の経験があり、医療問題に強い弁護士が集まるALG&Associatesにご相談、ご依頼ください。

破裂骨折の裁判例

破裂骨折による後遺障害が認められた実際の裁判例をご紹介します。

【大阪地方裁判所 平成27年(ワ)第12947号 損害賠償請求事件】

<事案の概要>

原告の運転する普通貨物自動車に、被告の運転する大型貨物自動車が追突した事故において、第4腰椎破裂骨折等の傷害を負った原告が、被告に対して損害賠償を請求した事案です。 原告は、脊柱の変形障害について、自賠責保険により後遺障害等級11級7号「脊柱に変形を残すもの」の認定を受けたものの、被告から原告に本件事故後の減収はないとして後遺障害逸失利益を否定したため、争点となりました。

<裁判所の判断>

裁判所は、①自賠責保険により11級7号に該当する脊柱変形の後遺障害を生じたこと、②第4腰椎破裂骨折に対し、保存治療が選択され、その後、骨癒合に問題が生じなかったと推認できること、③原告には腰痛が生じており、運送業務に従事することによって悪化しているもの、諸々の事情から原告自身が業務を稼働していたと推認できること、④原告自身の役員報酬は本件事故後に増加していること等を総合して検討した結果、原告は、本件事故による後遺障害によって、症状固定時から67歳までの19年間にわたり、労働能力を14%喪失したとみるのが相当であると判断し、原告の後遺障害逸失利益を認めました。破裂骨折による後遺障害逸失利益を否定した被告に対し、後遺障害逸失利益の存在を認め、支払いを命じた裁判例です。

交通事故事件の経験豊富な
弁護士が全面サポート

増額しなければ成功報酬は頂きません

弁護士費用特約を使う場合
本人原則負担なし※保険会社の条件によっては
本人負担が生じることがあります。

弁護士報酬:成功報酬制

  • 着手金0円
  • 相談料0円
  • 弁護士費用後払い

※死亡・後遺障害等級認定済みまたは認定が見込まれる場合

※事案によっては対応できないこともあります。

※弁護士費用特約を利用する場合、別途の料金体系となります。

まずは交通事故専門の受付スタッフが
丁寧にお話しをお伺いいたします

関連記事はこちら

末梢神経障害を後遺障害として認めてもらうには腰椎圧迫骨折で残る可能性のある後遺障害交通事故で骨折した場合の後遺障害足の痛みの原因と後遺障害外貌醜状の後遺障害についてCRPS , RSD(疼痛性感覚異常)の後遺障害全身打撲は後遺障害になるのか?緑内障における後遺障害と視野障害・視力障害の慰謝料骨挫傷は後遺障害に認定される?交通事故で聴力障害が発症した場合の後遺障害と慰謝料について後遺障害の併合とは|慰謝料への影響ふらつきが続く場合の原因と後遺障害交通事故で腰部脊柱管狭窄症になった時の後遺障害腱板損傷と後遺障害パニック障害は後遺障害になるのかTFCC(三角繊維軟骨複合体)損傷と後遺障害しびれの原因と後遺障害股関節唇損傷と後遺障害についてPTSDは後遺障害として認定されるのか?遷延性意識障害になってしまったら胸郭出口症候群と後遺障害偽関節と後遺障害について後縦靭帯骨化症(OPLL)とは? 交通事故との関係について交通事故による恥骨骨折と後遺障害について後遺障害の【可動域制限】とは?意識不明の状態が続いてしまった場合肺挫傷と後遺障害について耳鳴りは後遺障害等級認定される可能性あり上半身の麻痺について運動障害になる原因と後遺障害等級車椅子が必要になった時の費用は相手に請求できる?交通事故後の吐き気は後遺障害として認められる?手首骨折の種類と認定される可能性のある後遺障害交通事故で腕が上がらなくなったら後遺障害等級認定されるのか?交通事故によるむちうちで請求できる慰謝料と相場、計算方法交通事故による握力低下と後遺障害の解説びまん性軸索損傷の解説│症状や後遺障害など交通事故による【麻痺】と後遺障害について交通事故後の腰痛の原因と後遺障害交通事故後の眼振と併発する傷病の後遺障害と慰謝料について半月板損傷の症状と後遺障害手のしびれで疑うべき後遺障害肋骨骨折の後遺障害と慰謝料バレリュー症候群の治療法と後遺障害について脊髄損傷の後遺障害と治療法について交通事故の後遺症が残りそうだと診断された場合の対処法膝の痛みは後遺障害認定される?認定要件と慰謝料下半身麻痺の後遺障害等級と必要な検査椎間板ヘルニアの後遺障害と認定に必要な因果関係嗅覚障害の後遺障害と慰謝料交通事故後に認知症が発症した場合の因果関係骨盤骨折の後遺障害と慰謝料について後遺症の種類と症状の一覧後遺障害診断書とは?医師が書いてくれない場合の対処法後遺障害等級が非該当で認定されない時にやるべきこと咀嚼による機能障害の後遺障害と慰謝料逸失利益とは|職種別の計算方法と増額ポイント後遺症が残り慰謝料請求したい時は | 後遺障害等級認定申請方法ストレートネックの症状と後遺障害・むちうちとの違い交通事故による頚椎椎間板ヘルニアの後遺障害について子供のむちうち|慰謝料と交通事故の対処法について腰椎捻挫の慰謝料と請求できるものびまん性軸索損傷とは?早期のMRI検査が重要びまん性軸索損傷で請求できる慰謝料とは顎関節症の後遺障害と慰謝料|神経症状・開口障害片頭痛の原因は「むちうち」の可能性あり|認定される等級と慰謝料鎖骨骨折による3つの後遺障害と慰謝料について高次脳機能障害で後遺障害9級認定の3つのポイントと慰謝料高次脳機能障害で後遺障害7級認定の4つのポイントと慰謝料高次脳機能障害で後遺障害5級認定の4つのポイントと慰謝料高次脳機能障害|記憶障害をはじめとする8つの症状異議申し立てのやり方と弁護士依頼のメリット幼児が交通事故でむちうちになってしまったら複視になる原因と後遺障害と慰謝料交通事故後の頭痛と関係する後遺障害と慰謝料交通事故で脳挫傷になってしまったらむちうちの症状固定時期はいつ?慰謝料に大きな影響あり!脳損傷の後遺障害|交通事故による症状について交通事故で、てんかんの後遺障害と慰謝料について通院頻度に注意が必要、むちうちで3ヶ月通院した場合の慰謝料額交通事故の被害で妊娠中にむちうちになった場合の慰謝料についてむちうち治療に整形外科を使わないと損をする理由交通事故のむちうちで主婦が受け取れる慰謝料の相場と休業損害について交通事故で坐骨神経痛が発症した時の慰謝料と後遺症について交通事故で脳震盪になった場合の症状と慰謝料について交通事故で脳脊髄液減少症になった時の慰謝料と治療法、原因について頭蓋骨骨折の後遺症と慰謝料の計算についてむちうちの症状が残ったら|後遺症の認定基準と慰謝料相場交通事故で脳出血を起こした場合の慰謝料と後遺症についてめまいの原因はむちうち?!交通事故の影響とは首が痛いのはむちうちかも?症状と関連する後遺障害等級認定について交通事故後に脳梗塞になった場合の慰謝料と因果関係について靭帯を損傷した場合の慰謝料と後遺障害認定のポイント