交通事故弁護士

メール相談受付 0120-790-073

子供が交通事故でむちうちになった時の慰謝料について

交通事故のご相談はこちら

ALGが交通事故に強い理由
交通事故の損害額を計算する

大切なご家族の一員であるお子様が交通事故に遭い、むちうちになってしまったらどうすれば良いのでしょうか。通院先や通院方法がわからない、慰謝料は請求できるのか、そもそもむちうちとはどういった傷病なのか、後遺症の心配はないのか等、不安や疑問、心配は募るものです。 ここでは、児童福祉法に基づくと「少年」にあたる、小学校就学の始期から18歳に達するまでのお子様に焦点を当てたいと思います。自分の症状をうまく表現できない学童期や、学校生活や塾、友人関係等といった、ご家庭以外のところでコミュニティを構築していく思春期・青年期のお子様が、「むちうち」を受傷した際の症状や特徴、慰謝料等を解説していきます。

子供がむちうちになったら慰謝料はもらえるのか?

慰謝料とは、精神的損害を被った者に対する賠償のことをいいます。精神的損害は、老若男女問わず共通して被るものなので、子供にも「当然に」慰謝料をもらう権利があります。くわえて被害者が子供の場合は、怪我や症状の程度、年齢によって通院や通学に大人の付添いが必要と認められる可能性もあり、付添費等が別途請求できることもあります。 ただし、むちうちを受傷して慰謝料を請求するには、注意が必要です。むちうちは他覚所見によって証明することが困難なため、慰謝料を請求するうえで自覚症状の証言や通院頻度が重要な根拠となります。注意すべき点等を以降詳しくみていきましょう。

大人と同じ額の慰謝料がもらえる

慰謝料は、大人用・子供用等の区別はなく、平等です。お子様は、交通事故に遭ってむちうちを受傷し、学業と通院の両立を余儀なくされます。それは相当な精神的さらには肉体的損害を被るものなので、きちんと補償されるべきです。被害者であるお子様は未成年であるため、手続自体は、原則親権者であるご両親が行うようになります。

子供がもらえる慰謝料の種類

慰謝料は、医師が診断する治癒・症状固定のタイミングをもって、大きく2種類にわけられます。治癒に至った場合は、入通院に対する精神的損害の賠償として入通院慰謝料を請求することができます。症状固定時に後遺症が残った場合には、後遺障害等級認定の申請を行い、後遺障害等級が認定されれば、入通院慰謝料にくわえて後遺障害慰謝料を請求することが可能です。 上述した慰謝料は、損害賠償項目の一部であり、治療費や交通費、後遺障害逸失利益や付添費等が別途認められる場合もあります。

むちうちの後遺障害等級と慰謝料

懸命な治療の末、残念ながら後遺症が残ってしまった場合は、その損害の賠償を求めるべく、後遺障害等級認定の申請手続を行います。後遺障害等級が認定されると、等級に応じた慰謝料を請求できるようになります。むちうちの後遺障害等級は、12級13号と14級9号です。それぞれの慰謝料を自賠責基準と弁護士基準で比較してみましょう。算定基準による慰謝料金額の差が一目瞭然です。

等級 12級13号 14級9号
自賠責基準 93万円 32万円
弁護士基準 290万円 110万円

むちうちの後遺障害について詳しく見る

子供のむちうちの注意点

交通事故によりむちうちを受傷している懸念がある場合、学童期・思春期・青年期にあるお子様は、それぞれに特有の注意点があります。 学童期の子供は、自分の症状をうまく表現することができなかったり、痛みを我慢して遊ぶことを優先してしまったりする傾向にあります。思春期・青年期の子供は、学校や部活動、塾や友人関係等、家庭以外のコミュニティを築く多感な時期であるため、ご家族がお子様の異変に気づきにくい状況が出てきます。

様子をよく見てあげる

むちうちは、受傷直後ではなく時間差で症状が現れることが多いです。そのため、イライラしている、食欲がない、(頭痛やめまい等から)だるそうにしている等、「普段と比べて」異変があることに気づいたら、必ず病院に行きましょう。周囲の大人が、お子様のちょっとした異変に敏感に気づいてあげることが重要です。 お子様が成長されるに連れ、ご家庭以外で過ごすことが多くなると思います。その場合は、学校や部活動、塾の先生や友人のご両親等、周囲の大人に事情を話し、お子様に異変が見られないかどうか注視してもらうよう協力を仰ぐようにしましょう。

しっかりと通院する

示談交渉において、他覚所見をもって証明することが困難なむちうちは、治療の必要性等が争点になることが多いです。むちうちによる慰謝料を認めてもらうには、自覚症状の訴えと適切な通院頻度が非常に重要です。自覚症状の表現が難しいお子様に代わって、周囲の大人がいつもと違う異変を訴えることが必要となります。また、一貫した通院頻度を保つことで、治療の必要性を主張できるようになります。 お子様の年齢や症状によりますが、通院や通学の付添費が認められ、慰謝料とは別に請求できる可能性があります。また、学業や部活動、友人関係等といった様々な事情から、通院することを億劫に感じるお子様もいらっしゃると思います。その場合は、後遺症の怖さ、通院の大切さ等をきちんと説明し、理解してもらうことが重要です。適正な賠償を受けるためにも一貫した通院頻度を保つように心がけましょう。

子供のむちうちは何科を受診すればいい?

お子様が交通事故に遭い、むちうちを受傷した懸念がある場合、何科を受診すれば良いか戸惑われるかと思います。真っ先に「小児科」が思い浮かびがちですが、一般的に小児科とは小児内科のことをいい、外傷は専門外です。稀に小児外科を設けている総合病院もありますが、むちうちのような整形外科的疾患の診療は行っていません。 お子様がむちうちを受傷した場合は、整形外科を受診し、指示を仰ぐと良いでしょう。また、かかりつけの小児科がある場合は、まずはそこで相談することも有用です。

子供のむちうちの治療

むちうちの治療は、老若男女問わず一貫して同じ治療を行います。一般的には、受傷した患部をアイシングして固定し、安静期間を設けてリハビリテーションを行います。必要に応じて投薬治療を行いますが、急激に回復するわけではないため、根気強く適切な頻度で通院する必要があります。 小さい子供は、大人に比べて身体の組織が柔軟なため、むちうちになりにくく治りやすいといわれていますが、同時に完治しているかどうかの見極めも難しいのが特徴です。さらに、子供が成長期に差し掛かると成長痛との見分けがつきにくいため、治療をしていくうえで、医師やお子様とのコミュニケーションが非常に重要です。通院先は、交通事故による「子供のむちうち治療の経験」が多いところを選択すると良いでしょう。

セカンドオピニオンも考える

病院や医師によっては、子供はむちうちにならないといって、診察をおざなりにされてしまうことがあります。一般的に子供は、むちうちになりにくく治りやすいといわれていますが、受傷したことを放っておくと、一生痛みや肩こり・めまい等といった後遺症を患うリスクを抱えています。 学童期の子供は、自分の症状をうまく表現できなかったり、遊びたいという欲求から痛みを我慢してしまったりすることがあります。思春期・青年期の子供は、学校生活や部活動、塾や友人関係といった家庭以外のコミュニティを構築する時期であり、ご家族が通院に付き添わなくなるため、管理が行き届かない場合があります。 セカンドオピニオンは、学童期のお子様にとってより安心感を得るために非常に重要です。思春期・青年期のお子様には、後遺症の怖さ等を説明し、セカンドオピニオンの重要性をきちんと理解してもらいましょう。

子供のむちうちの慰謝料で不安なことがあるなら弁護士に相談

ここまで、学童期・思春期・青年期にあるお子様に焦点を当て、交通事故によりむちうちを受傷した場合の特徴や慰謝料等を解説してきました。自覚症状の訴えが困難だったり、多感な時期にあったりするお子様が、交通事故によりむちうちを受傷すると、示談交渉における争点が生じやすい傾向にあります。 そこで弁護士がお力添えします。交通事故事件の受任経験が豊富な弁護士は、むちうちを受傷したお子様特有の通院頻度のアドバイスや弁護士基準での損害賠償請求が可能です。また、多感な時期のお子様も、弁護士という第三者が介入することで、スムーズな通院ができる可能性も広がります。少しでも不安や疑問を感じた折には、弁護士への相談をご検討ください。

子供のむちうちの後遺障害が認められた裁判例

ここで、交通事故の被害に遭ったお子様が、むちうちの後遺障害を認められた裁判例をご紹介します。

【大阪地方裁判所 平成27年(ワ)第279号 損害賠償請求事件】

<事故概要>

信号機のある交差点で、原告Aが運転する自動車が右折待ちをしていたところ、被告が運転する自動車が追突しました。原告側の自動車には、原告B、C、Dが同乗していて、それぞれが頸椎捻挫(いわゆるむちうち)等を受傷した事故です。

  • 原告A:原告B、C、Dの母親   原告B:中学3年生(事故当時)
  • 原告C:小学6年生(事故当時) 原告D:小学5年生(事故当時)

<争点>

原告らの損害内容と、原告Aと原告Dの後遺障害の程度が主な争点となりました。

<裁判所の判断・事件の特徴>

●治療費や入通院慰謝料むちうちの後遺障害について詳しく解説等の損害を各原告に認められました。

  • 原告Aに対し463万7146円
  • 原告Bに対し131万8600円
  • 原告Cに対し166万5600円
  • 原告Dに対し333万7322円

●事故当時、被告は自動車運転免許証の有効期間の更新を怠っていたため、有効期間が満了した状態でした。その重大な過失が鑑みられ、各原告の入通院慰謝料や後遺障害慰謝料の増額が認められました。 ●原告B、C、Dは、年齢に照らして入通院時の付添いの必要性が肯認され、それぞれに対する付添費が認められました。 ●原告側は、自覚症状や医師の診断から、原告Aは後遺障害等級第12級13号を、原告Dは後遺障害第9級10号を主張しました。しかし、原告Aは計3ヶ所、原告Dは計5ヶ所の病院やクリニック等の診断を受けたものの、それぞれが主張する症状につき整合性を有する裏付けとなるだけの他覚的所見が乏しいことが鑑みられ、それぞれ第14級9号が相当であると判断されました。

交通事故事件の経験豊富な弁護士が全面サポート

増額しなければ、成功報酬は頂きません!※諸経費20,000円(消費税別)がかかります。

弁護士費用特約を使う場合 本人原則負担なし※保険会社の条件によっては本人負担が生じることがあります。

  • 着手金
    0
  • 相談料
    0
  • 成果
    報酬制
  • 弁護士費用
    後払い

※死亡・後遺障害認定済みまたは認定が見込まれる場合

※事案によっては対応できないこともあります。

※弁護士費用特約を利用する場合、別途の料金体系となります。

弁護士法人ALG&Associates

通話無料・24時間年中無休受付中!

0120-790-073 今すぐ電話で相談受付

メール相談受付はこちら

メール相談受付