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ドライブレコーダーで過失割合0に。賠償金60万円と修理費全額回収した事例

被害者の状況(症状):
頸椎捻挫
腰椎捻挫
争点:
過失割合
対応事務所:
名古屋法律事務所
弁護士法人ALGに依頼した結果
賠償金 提示前 約60万円 適正な賠償額を獲得
過失割合 10対90
ご依頼者様:相手方
0対100
ご依頼者様:相手方
有利になるよう修正
その他(物損) 過失割合に応じて相殺 修理費、代車費用、レッカー代の全額が相手方負担 相手方保険から全額支払い

事案の概要

ご依頼者様は20代の男性です。事故現場は、狭い道から比較的広い道につながる出口のようになっている道路でした。

事故態様としては、相手方車両が狭い道から広い道に出ようとしていたため、ご依頼者様が左側に寄せて出口付近で停車し、相手車両が出てくるのを待っていたところ、相手車両が道路右側に寄るようにしながら直進しようとしたため、車両がすれ違う際に接触した事故でした。

ごなお、治療期間は4ヶ月程度でした。

弁護士法人ALG&Associates

名古屋法律事務所・交通事故案件担当弁護士の活動および解決結果

相手方は、本件事故の過失割合に関して、当初は自身の過失が大きいとしても、0:100では受け入れられないとして、10:90にするように主張していました。

しかし、ご依頼者様としては、相手方保険会社から10%という過失割合の根拠について説明されていないことに加え、これ以上は左に寄れないくらいに寄せて待っていた状態であったことから自分に過失がつくことは納得が行かないというご意向でした。

また、本件では依頼者の車両にドライブレコーダーがついていたため、確認をしたところ、依頼者車両が道路の左側にかなり寄せた状態で止まっている一方、相手方車両は道路中央から段々と右側によりながら直進している様子が見られました。

また、すぐに右折をしようとしている様子で、すれ違い始めた段階で右斜めに進んでいる様子が移っていました。

そのため、受任後、速やかに相手方へドライブレコーダーを共有し、本件は、相手方車両のセンターオーバーと同視しうるような事案であり、依頼者には回避可能性がなく、もっぱら相手方の過失によって生じたものであると主張しました。

その結果、少なくとも相手方保険の担当者には、当方の主張が一定程度伝わったようであり、相手方保険の担当から相手方本人へ説得をしてくれることとなりました。

最終的に、相手方本人も説得することができ、過失割合を0:100とした上で、裁判基準での慰謝料と休業損害が認められて、治療費のほか約60万円の賠償がなされました。 また、車両の修理費用、レッカー代、代車費用も、相手方保険から全額が支払われました。

交渉という段階でも、過失割合について相手方を説得して0:100とすることができ、人身と物損の双方で増額につながった事案でした。

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