メール相談受付

お電話でのご相談受付全国対応

今すぐ電話相談

0120-790-073

24時間受付・年中無休・通話無料

相談受付全国対応

24時間受付・年中無休・通話無料

0120-790-073

ふらつきが続く場合の原因と後遺障害

弁護士法人ALG 執行役員 弁護士 谷川 聖治
監修 弁護士 谷川 聖治弁護士法人ALG&Associates執行役員
監修 弁護士 谷川 聖治弁護士法人ALG&Associates執行役員

「交通事故後から、身体がふらつく感じが続いて辛い……」 交通事故後、めまいやふらつきといった、お辛い症状に悩まれている方も少なくありません。明確な病名が診断されにくく、後遺障害等級も認定されにくい、ふらつきという症状について、後遺障害が認定される可能性があるのかに重点を置いて、解説していきます。

交通事故後、ふらつきが続いている時にやること

ふらつきとは、平静時に浮遊感がある等、身体の不安定感を感じることをいいます。 交通事故によるふらつきの原因の多くは、交通事故の衝撃により生じた、平衡機能の障害といわれます。 ふらつき感が実際に生じていることと、ふらつきと交通事故とに因果関係があることを証明できれば、慰謝料を受け取れる可能性が出てきます。

検査と治療方法

ふらつきについては、重心動揺検査等の平衡感覚検査で調べます。具体的には、眼を開けているときと閉じているときの身体の揺れを比較し、平衡障害があるかどうか、どのようなタイプか等を判別します。 治療では、投薬だけでなく、平衡訓練といった方法が選択されることもあります。平衡訓練とは、ふらつきを改善するための体操のことで、人間の体のバランスをとる仕組みを機能アップさせる体操です。 こうした治療により、ふらつきの改善に努めることになります。

ふらつきの原因は何?関係のある傷病と慰謝料

むちうち

むちうちとは、交通事故等の強い衝撃により、首が鞭のようにしなることで、頚椎等の関節が損傷することをいいます。 首の痛みや頭痛、吐き気、耳鳴り、めまい、腕や手のしびれ、ふらつきといった症状が主な症状です。 むちうちの症状を医学的に証明できる場合には、後遺障害等級12級13号が認定され、医学的説明ができるに留まる場合は、後遺障害等級14級9号が認定されます。 詳しくは下記の記事をご参照ください。

むちうちとは?後遺障害等級の認定基準とポイント

内耳損傷

内耳損傷とは、三半規管、蝸牛、有毛細胞、蝸牛神経で構成される内耳が損傷されることをいいます。交通事故等による外傷により、内耳に損傷が及ぶと、難聴、めまい、ふらつきといった、平衡機能障害が残ることがあります。 平衡機能障害は、その程度によって、3級から14級までの後遺障害等級が認定される可能性があります。

外リンパ瘻

内耳の中は、内リンパ腔・外リンパ腔に分かれて、リンパ液で満たされています。このリンパの振動や流動により、音を知覚したり平衡感覚を保ったりすることができるのですが、外リンパが内耳から中耳へ漏出することにより、内耳の生理機能が傷害されることがあります。この疾患を、外リンパ瘻といいます。 交通事故による頭部への強い衝撃により、内耳や中耳の脆い部分に外力が働くことにより、あるいは骨折等の外傷が生じることにより、難聴の発症等の症状がみられます。 症状としては、めまい、ふらつきといった平衡障害や、難聴、耳鳴り等、様々なものがあります。

脳脊髄液減少症

脳脊髄液減少症とは、交通事故等の強い衝撃により、頭蓋骨内部の硬膜が損傷し、脳を守る髄液が減少する等して生じる症状です。 むちうちとよく似た症状が出ますが、起立性頭痛、脳機能障害、自律神経症状といった、頭蓋内圧の低下による特有の症状もあります。また、むちうちと同様の症状としては、吐き気、耳鳴り、めまい、ふらつきがみられることがあります。 詳しくは下記の記事をご参照ください。

脳脊髄液減少症と後遺障害

高次脳機能障害

高次脳機能障害とは、高次脳機能(大脳の活動の総称)に支障を来したことにより生じる障害です。記憶障害、注意障害、遂行機能障害、社会的行動障害等が生じることがあるため、社会適合性を欠くようになる場合があります。 このような障害が明らかであっても、視覚、聴覚等の感覚機能や手足の運動機能に大きな障害がないときには、画像検査でも異常が明確に見つからないことが多いです。そのため、見落とされがちな脳損傷の後遺障害といえます。 詳しくは、下記のリンクをご参照ください。

高次脳機能障害とは?後遺障害等級を認定してもらうには

まずは交通事故専門の受付スタッフが
丁寧にお話しをお伺いいたします

ふらつくというだけでは後遺障害等級認定は難しい

ふらつきの診断は、自覚症状に頼るところも大きく、明確に診断することが難しいといえます。そのため、ふらつくという自覚症状があるだけでは、症状が実際に生じているとは診断されず、自賠責保険等に後遺障害に該当しないと判断されることがあります。 後遺障害等級認定を受けるためにも、ふらつきの原因となる傷病を医学的に把握すること、さらには、ふらつきの原因となる傷病が交通事故との間に因果関係があるとの診断を受けることが重要となります。

後遺障害のお悩みはご相談ください

ふらつきという症状は、後遺障害として認定されにくい症状です。後遺障害等級の認定のため、ふらつきと交通事故との因果関係を医学的に証明、あるいは説明することは非常に難しいため、後遺障害等級認定の申請を考えられている方は、弁護士にご相談・ご依頼されることをお勧めします。 他覚所見に乏しい後遺症の場合には、交通事故直後から、一貫した症状が継続して主張されていることが重要です。また、後遺障害等級の認定では、後遺障害診断書の記載内容はもちろん、カルテの内容や治療の受け方等も、審査のための資料とされます。そのため、医師にどのような検査を受け、どのような後遺障害診断書を書いてもらうべきか、治療はどのように受けたら良いのか、悩まれると思います。 医療問題に強く、後遺障害等級の認定にも精通している弁護士から、後遺障害等級認定に際してのアドバイスを受けることができれば、適切な等級が認定される可能性が高まります。 適切な後遺障害の認定を受け、適正な賠償を受けるためにも、後遺障害等級認定申請の経験があり、医療問題に強い弁護士が集まるALG&Associatesにご相談、ご依頼ください。

交通事故によるふらつきで後遺障害が認められた裁判例

交通事故によるふらつきが後遺障害として認められた裁判例をご紹介します。

【大阪地方裁判所 平成28年(ワ)第6203号 損害賠償請求事件、同第9189号 損害賠償請求反訴事件】

*説明の便宜上、過失割合の小さい方(自転車に乗っていた被告)を被害者としています。

<事案の概要>

普通貨物自動車を運転し、道路を直進していた加害者が、合図なく右に進行した自転車に乗っていた被害者と衝突し、被害者が、外傷性大動脈損傷、出血性ショック、外傷性血気胸、恥骨骨折等の傷害を負った事案です。 被害者に残った後遺障害の程度について争われました。

<裁判所の判断>

被害者のめまいやふらつきといった症状について、裁判所は、①被害者は、本件事故により頭部に傷害を負ったわけではないが、胸部大動脈損傷の傷害を負い、その手術を受け、手術後間もない時点から体位変換時のふらつきや立ち上がる際のめまいの症状を訴えていたこと、②被害者のめまいの症状は、左鎖骨下動脈の閉塞と左椎骨動脈の逆行性血流に伴う上肢での血圧左右差によるものであり、手術時に逆行性血流が発生した可能性があることを踏まえ、被害者のめまいやふらつきの症状は、交通事故による傷害に対する治療の結果生じたものであり、交通事故と相当因果関係があると認めました。 このような認定事実と、被害者の訴えるめまいの程度等に照らし、被害者のめまいやふらつきの症状は、後遺障害等級12級13号の「局部に頑固な神経症状を残すもの」に該当すると判断されました。 そして、被害者に残ったその他の後遺障害(12級5号、14級9号等)と併せて、後遺障害等級併合11級が認定されました。

交通事故弁護士 TOPページへ

交通事故事件の経験豊富な
弁護士が全面サポート

増額しなければ成功報酬は頂きません

弁護士費用特約を使う場合
本人原則負担なし※保険会社の条件によっては
本人負担が生じることがあります。

弁護士報酬:成功報酬制

  • 着手金0円
  • 相談料0円
  • 弁護士費用後払い

※死亡・後遺障害等級認定済みまたは認定が見込まれる場合

※事案によっては対応できないこともあります。

※弁護士費用特約を利用する場合、別途の料金体系となります。

まずは交通事故専門の受付スタッフが
丁寧にお話しをお伺いいたします

関連記事はこちら

後遺障害交通事故による動揺関節と後遺障害自律神経失調症と後遺障害認定交通事故で内臓破裂した時の後遺障害について交通事故で外傷性くも膜下出血になってしまったら後遺障害等級14級の症状と慰謝料人工関節置換の後遺障害について後遺障害等級12級の症状と慰謝料末梢神経障害を後遺障害として認めてもらうには交通事故で骨折した場合の後遺障害足の痛みの原因と後遺障害外貌醜状の後遺障害についてCRPS , RSD(疼痛性感覚異常)の後遺障害全身打撲は後遺障害になるのか?緑内障における後遺障害と視野障害・視力障害の慰謝料骨挫傷は後遺障害に認定される?交通事故で聴力障害が発症した場合の後遺障害と慰謝料について後遺障害の併合とは|慰謝料への影響交通事故で腰部脊柱管狭窄症になった時の後遺障害腱板損傷と後遺障害パニック障害は後遺障害になるのかTFCC(三角繊維軟骨複合体)損傷と後遺障害しびれの原因と後遺障害股関節唇損傷と後遺障害についてPTSDは後遺障害として認定されるのか?遷延性意識障害になってしまったら胸郭出口症候群と後遺障害偽関節と後遺障害について後縦靭帯骨化症(OPLL)とは? 交通事故との関係について後遺障害の【可動域制限】とは?意識不明の状態が続いてしまった場合肺挫傷と後遺障害について耳鳴りは後遺障害等級認定される可能性あり運動障害になる原因と後遺障害等級車椅子が必要になった時の費用は相手に請求できる?交通事故後の吐き気は後遺障害として認められる?交通事故で腕が上がらなくなったら後遺障害等級認定されるのか?交通事故による握力低下と後遺障害の解説びまん性軸索損傷の解説│症状や後遺障害など交通事故による【麻痺】と後遺障害について交通事故後の腰痛の原因と後遺障害交通事故後の眼振と併発する傷病の後遺障害と慰謝料について半月板損傷の症状と後遺障害手のしびれで疑うべき後遺障害バレリュー症候群の治療法と後遺障害について脊髄損傷の後遺障害と治療法について交通事故の後遺症が残りそうだと診断された場合の対処法膝の痛みは後遺障害認定される?認定要件と慰謝料椎間板ヘルニアの後遺障害と認定に必要な因果関係嗅覚障害の後遺障害と慰謝料交通事故後に認知症が発症した場合の因果関係後遺症の種類と症状の一覧後遺障害診断書とは?医師が書いてくれない場合の対処法後遺障害等級が非該当で認定されない時にやるべきこと咀嚼による機能障害の後遺障害と慰謝料逸失利益とは|職種別の計算方法と増額ポイント後遺症が残り慰謝料請求したい時は | 後遺障害等級認定申請方法ストレートネックの症状と後遺障害・むちうちとの違い交通事故による頚椎椎間板ヘルニアの後遺障害について腰椎捻挫の慰謝料と請求できるもの顎関節症の後遺障害と慰謝料|神経症状・開口障害片頭痛の原因は「むちうち」の可能性あり|認定される等級と慰謝料高次脳機能障害|記憶障害をはじめとする8つの症状異議申し立てのやり方と弁護士依頼のメリット複視になる原因と後遺障害と慰謝料交通事故後の頭痛と関係する後遺障害と慰謝料交通事故で脳挫傷になってしまったら脳損傷の後遺障害|交通事故による症状について交通事故で、てんかんの後遺障害と慰謝料について交通事故で坐骨神経痛が発症した時の慰謝料と後遺症について交通事故で脳震盪になった場合の症状と慰謝料について交通事故で脳脊髄液減少症になった時の慰謝料と治療法、原因についてむちうちの症状が残ったら|後遺症の認定基準と慰謝料相場交通事故で脳出血を起こした場合の慰謝料と後遺症についてめまいの原因はむちうち?!交通事故の影響とは交通事故後に脳梗塞になった場合の慰謝料と因果関係について靭帯を損傷した場合の慰謝料と後遺障害認定のポイント